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皆さんこんにちは!
新田興業、更新担当の中西です。
本日は第6回解体工事雑学講座!
今回は、**「解体現場の最新安全装備とICT活用事例」**をご紹介します。
近年、解体工事の安全性向上には最新装備とICT(情報通信技術)の導入が欠かせません。現場の「見える化」や遠隔管理により、リスクを低減し、効率的な作業を実現します。それでは、具体的な装備と活用事例を見ていきましょう♪
概要:作業員が装着するスマートヘルメットやウェアラブルセンサー
機能:転倒検知、心拍・体温モニタリング、危険エリア接近アラート
メリット:異常時に即座に現場管理者へ通知、熱中症や過労リスクを未然に防止
概要:蛍光カラーと反射材を備え、切創耐性に優れたグローブ
機能:夜間や粉塵多発時でも視認性を確保しつつ、破片や鋭利な廃材から手を保護
メリット:事故率低減と作業効率アップを両立
概要:ヘルメットに一体化したフードで粉塵侵入を防ぎ、イヤーマフで騒音を軽減
機能:N95相当のフィルターを内蔵し、騒音遮断性能もクラス最高水準
メリット:長時間作業でも呼吸器・聴覚への負担を軽減
活用内容:ドローン搭載カメラで上空からの定点撮影と3Dモデル生成
効果:足場が組めない高所や狭小部での危険な巡回作業を代替し、安全性向上
導入ポイント:定期的な自動飛行プログラムを設定し、進捗管理にも活用
活用内容:重機や解体作業エリアに振動・騒音センサーを設置しリアルタイム監視
効果:近隣クレームの早期検知と対応、機械の異常兆候の予兆保全
導入ポイント:閾値超過時に自動アラートを管理アプリへ通知
活用内容:設計段階の3Dモデルを活用し、解体順序や廃材量をシミュレーション
効果:作業手順の最適化と資材・人員配置の効率化、廃材発生量の予測精度向上
導入ポイント:現場と事務所のクラウド連携でリアルタイム情報共有を徹底
項目 | 注意点 | 対策 |
---|---|---|
デバイス選定 | 防塵・防水性能やバッテリー持続時間を確認 | 現場環境に合わせたスペックを優先 |
ネットワーク環境 | Wi‑Fi/5Gエリア外でのデータ送受信 | LPWA(LoRaWAN等)や携帯回線の併用検討 |
データ管理 | 大量データの保管・解析負荷 | クラウドストレージとBIツールの連携 |
作業員の教育 | 新技術への抵抗感・操作ミス | 導入前に操作研修とマニュアル整備を徹底 |
最新安全装備で作業員のリスクを最小化
ドローン・IoT・BIM/CIMで現場の「見える化」を推進
導入計画と教育をしっかり行い、運用定着を図る
新田興業では、最新装備とICTソリューションの導入支援から運用サポートまで、ワンストップでご提供します。安全かつ効率的な解体現場の実現にぜひお役立てください!
次回は第7回として、**「環境配慮型解体工法とカーボンニュートラルへの取り組み」**をご紹介します。地球に優しい解体技術の最前線をお楽しみに!
皆さんこんにちは!
新田興業、更新担当の中西です。
本日は第5回解体工事雑学講座!
今回は、**「廃材処理とリサイクルの最前線」**について詳しくご紹介します。
解体工事では大量の廃材が発生しますが、適切な処理とリサイクルを行うことで、環境負荷の軽減とコスト削減を両立できます。それでは、廃材の分類から最新のリサイクル技術まで、ポイントを見ていきましょう♪
コンクリート・アスファルト類
処理方法:現場で破砕・分級し、再生骨材として再利用
ポイント:破砕機の選定と粒度管理で品質を確保
木材(造作材・構造材)
処理方法:可燃ごみとして焼却、または破砕してパーティクルボードの原料に
ポイント:塗装や接着剤の有無を事前に確認し、分別精度を高める
金属(鉄骨・配管・金物)
処理方法:鉄スクラップとして鉄鋼メーカーへ搬出
ポイント:異物混入を防ぐため、現場で磁選機や手選別を徹底
プラスチック・樹脂類
処理方法:材質ごとに分別し、リサイクル業者へ引き渡し
ポイント:PE、PVC、PPなど、素材識別ラベルを活用して誤混入を防止
コンクリートの二次破砕リサイクル
破砕骨材をさらに微粉砕し、道路舗装用のフィラー材として再利用。品質試験をクリアすれば、新規骨材の使用量を大幅に削減できます。
バイオマスボイラー燃料化
木材廃材を乾燥・破砕後、バイオマスボイラーの燃料として活用。CO₂排出を抑えつつ、エネルギー回収を実現します。
プラスチック熱分解技術
分別困難な混合プラスチックを熱分解し、オイルやガスに変換。廃棄コストを抑えながら、新たな資源として再利用可能です。
廃棄物処理法
建設系廃棄物は「産業廃棄物」に分類され、処理業者への委託やマニフェスト管理が必須です。
特別管理産業廃棄物
PCB含有塗料やアスベスト混入材など、有害性の高い廃材は厳格な処理が求められます。専門業者による適正処理を徹底しましょう。
現場分別の徹底:細かい分別がリサイクル率向上と運搬コスト削減に直結
リサイクル業者との連携:事前に処理方法と単価を協議し、最適なフローを構築
デジタルマニフェスト導入:マニフェストの電子化で管理コストとペーパーレスを実現
廃材を種類ごとに正確に分別し、再利用率を最大化
最新技術を取り入れ、環境負荷を抑えつつコスト削減
法規制を遵守し、安全・適正な廃棄物処理を徹底
新田興業では、解体から廃材処理・リサイクルまでワンストップで対応。環境に配慮したスマート解体をご提案いたします!
次回は第6回として、**「解体現場の最新安全装備とICT活用事例」**をお届けします。テクノロジーを活用した安全管理の最前線をぜひご覧ください!